高校で始まった金融リテラシー教育
2022年09月23日
高校で始まった金融リテラシー教育 家庭科で教える投資の授業!
2022年4月から高校3年生(18歳)の家庭科で
投資についての授業が始まりました。
4月から成人年齢が18歳に引き下げられ
18歳からクレジットカードを作ることができることから
金融リテラシー教育が必須になったようです。
が、金融教育が既に義務教育となっている国がたくさんある中で
ちょっと遅めのスタートとなりました。
それでも、社会に出てからの
人生においての資産形成
クレジットカードの作り方、使い方
詐欺やマルチ商法まがいの商品にひっかからない為の知識
投資に関しての知識
ある意味、大人でも学びたい金融教育かもしれません。
そこで今回は
“4000億円を動かす”男として名高い
奥野一成氏の著書を2冊ご紹介します。
高校生から大人まで幅広い層が読める内容です。
★ 奥野一成
農林中金バリューインベストメンツ株式会社
常務取締役兼最高投資責任者(CIO)
奥野一成氏は長期投資のファンドマネージャーです。
最終決断はファンドマネージャートップの奥野氏1人で行っています。
国内外の企業株 約50社を運用中 運用経歴は15年
★ 奥野氏の投資の流儀
永遠に持てる株しか買わない
すなわち利益を上げ続ける企業の株
利益を挙げ続ける企業
すなわち顧客や社会の問題を解決した企業
企業の営業利益は、社会課題を解決したことに対する対価で
それこをが資本主義の根幹である。
例えば
ディズニーの株を買うことで
ミッキーマウスが株主の為に永遠に働いてくれる
ミッキーマウスは決して負けないキャラクターである
よって、ディズニーは利益を永遠に出し続けることができる
□ ビジネスエリートになるための 投資家の思考法 The Investor's
著者 奥野 一成
発売 2022年9月
インベスターが用いる3つの視点
企業の本質に迫る5つのプロセス
金融資産を構築していく上での視点や思考法
ジブン・ポートフォリオ理論
自分資産+金融資産=両資産の価値の向上 (相乗効果)
□ 教養としての投資
著者 奥野 一成
発売 2020年5月
投資のあり方とその哲学
投資家の思考が人生を成功に導く
長期投資のコツ、優良企業の見極め方
なぜ日本では「投資」が根付かないのか?
□ まとめ
奥野氏曰く
日々の労働だけで生きていく方がギャンブル性の高い時代になっている!
現在の世界人口は78億人で、10年前は69億人でした・・・
が、10億円以上の資産を持っている大富豪は10年で3倍になっています。
日本人は、お金の授業を受けていないばかりに
社会に出てからお金で痛い目にあう?!
経済的な自立ができない?!
そんな若者が多い気がしています。
お金を学ぶ事は社会を知る事
また、それが社会とどう繋がっていくかを理解して欲しいと思います。