中国のスパイ防止法と日本の特定秘密保護法
2023年10月22日
中国の[スパイ防止法]と日本の[特定秘密保護法]
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3月に「反スパイ法と刑法に違反した」として
中国当局に拘束され、北京の収容施設で監視下に置かれていた
日本企業の現地法人幹部が、10月19日に
中国・北京市でスパイ容疑で逮捕されました。
★中国の反スパイ法とは
2014年に施行
2023年7月に改正法を施行 (スパイ行為の範囲が拡大)
反スパイ活動の強化およびスパイ行為の防止や阻止
処罰によって中国国家の安全を維持することを目的とした法律
このニュースを聞いた時
日本人がスパイを疑われ拘束・逮捕されるなんてことがあるのか?
また、いったいどんなスパイ容疑なのか?と思いました。
経済スパイ、産業スパイ、国家機密を盗みだすスパイ
二重スパイなどスパイの種類も様々です。
一方、日本は『スパイ天国』と残念な呼ばれ方をされています。
日本のスパイに係る法律はどうなっているのかざっくりですが調べてみました。
□ 特定秘密保護法
2014年12月に施行
防衛、外交、スパイ防止、テロ活動防止の4分野
安全保障に支障をきたす恐れのある情報を「特定秘密」に指定し
それに指定された秘密を情報公開しないことができるようにした法律
秘密を漏らした公務員や市民に対しては
最長10年の懲役刑が科せられます。
□ スパイ活動防止法
残念ながら
現在日本には『スパイ活動防止法』は存在しません。
逮捕する場合は「出入国管理および難民認定法」
「旅券法」「外国人登録法違反」などの別件逮捕みたいな感じです。
日本でのスパイ行為を取り締まる法律は
今後、必要になるかもしれませんね。
□ まとめ
この事件で、書籍や映画にもなった
有名なスパイ事件を思い出しました。
2013年、アメリカで『スパイ活動取締法違反』などの容疑をかけられ
後に、ロシアに亡命した、元米軍・NSA・CIAなどに勤務していた
エドワード・スノーデン氏の事件です。
華麗なる経歴を持ちながら
世界へ向け、アメリカ政府による
『国際監視プログラム』の存在を暴露しました。
当時、内部告発もスパイ容疑になるのか?と・・・
ちょっと疑問に感じました。
と、言うのも内部告発サイト
『Wikileaks(ウィキリークス)』で暴露したからです。
もしかして、エドワード・スノーデン氏はスパイではなく
単なる、内部告発者ではないのか?と・・・
私見ですが・・・^^;