魚のアパート『魚礁(ぎょしょう)』とは

2024年10月16日

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【 魚礁(ぎょしょう)】
 

魚類の集まる所に
魚類の生活の場として
魚類の環境整備のため
設置されるモノ



★ 魚礁になるもの

石のブロック
コンクリートブロック
古船

鋼製の構造物
 


今回は『魚礁』を取り上げてみました。

『魚礁』イメージはこんな感じです。^^

Imaginarium Tank



□ 路面電車魚礁

愛知県名古屋市で
1898年に開業した名古屋電機鉄道(路面電車)
残念ながら1974年に全廃となりましたが・・・

その後、20両の路面電車
愛知県の渥美半島沖に『魚礁』として海に沈められました。



□ バス魚礁

1970年代~数年間
バスが5~7台
鹿児島県の鹿児島湾(錦江湾(きんこうわん))に
『魚礁』として海に沈められました。



□  フロンティア漁場整備事業
 

農林水産省が2007年から実施している
『魚礁事業』です。

日本の水産資源を守るため
魚たちが好む環境を整備するため
人工魚礁が設置されるようになりました。



★ 目的
 

物陰に隠れる性質を持つ魚類の隠れ場として

小型の魚類が大型の捕食魚から逃げるための逃避場として

繁殖に欠かせない親魚の産卵場として


ちなみに『魚礁』は
地元の漁業協同組合により設置されることもあります。



□ まとめ

今まで『魚礁』の存在は知りませんでした。
魚礁は『築磯(ツキイソ)』とも呼ばれています。

 

過去には古タイヤなども海に沈めていましたが
嵐や海流で打ち上げられ天然の珊瑚礁を破壊してしまい
多額の費用をかけ回収されました。^^;


世界では古船、空母(軍艦)
コンテナ、電車などが『魚礁』として海に沈められています。